人を縛るもの
生まれ育った家
最初に選んだ職業
会議の仕方
立った会議もある。
物事に対する見方
頑なな人はいるものだ。
目的
ある目的で手に入れたものが、実は他にも役に立つことがあるが、そのことに気がつかない。
生まれ育った家
最初に選んだ職業
会議の仕方
立った会議もある。
物事に対する見方
頑なな人はいるものだ。
目的
ある目的で手に入れたものが、実は他にも役に立つことがあるが、そのことに気がつかない。
性悪説の世界で育った人は、楽観を知る必要がある。
しかし、性善説の世界で育った人こそ、自分から1歩出た世界は、闇であると実感するべきだと思う。
自分から1歩出た世界も、自分と同じように、良き人たちの世界だと考えると、そこに甘えが生じる。その甘えは、危機を生む。
自分から1歩出た世界は、闇であると考えるならば、慎重にとらえるだろう。その方が安全であると思う。
格差社会から階級社会になってきているという指摘がある(新・日本の階級社会 講談社現代新書)。
しかし、格差の固定化の度合いが強固であっても、超えていく人は、行くだろう。
日本の歴史の中で、階級差があっても、農民、町人は、生き方を探り、力をつけた者もいる。
そのしたたかさを見るべきだ。
江戸時代は、士農工商だと、学校時代に刷り込まれており、その感覚で判断すると誤るだろう。
こんなことを言うと炎上ものだろう。弱者保護の必要性を否定するものではない。
しかし、貧者の目線として、助けられるままの自分を意識することは必要だと思う。
自分自身を振り返って、保護されたと感ずる時期は、特に若いときは、単純に保護されたというよりも、成長を促された(指導された)という思いが強い。
難しいことはともかくとして、単純に保護することも必要だとは思うが、保護といってもいろいろな形がある。
自分が受けている保護が、どのような意味があるかは、考えられる人であれば、考えるべきだと思う。
少なくとも、個人事業主であれば、自分や自分の関係会社のキャッシュフローを把握することは必須だ。
エクセルで一覧表を作るだけだ。
ところが、それすらできていない人がいる。会計事務所に作成を任せることを考えるよりも、自分のためには必要のはずであり、すぐに作るべきだ。
税務申告など税理士に任せるものもあるだろうが、キャッシュフローの把握は、自分でするべきだろう。
メリットは多い。
昨年との比較ができる。異常な数値の把握ができる。支出の把握に漏れを出さないようにすることができる。キャッシュフローのマイナスが分かれば対応策を考えることができる。
金儲けと豊かな生活とは、別物だという前提で。
世の中には、金儲けは簡単だという人もいれば、金儲けは難しいという人もいる。
しかし、金儲けができているかどうかは、実績として明確に出てくるのもので、実績で判断するだけのことだ。簡単か難しいかは、人により違っているだけのことだろう。
金儲けを論ずることは、その人の実績と関係してくるので、難しい。
実績のある人は、妬まれたくないので、あまり表にしない。
実績のない人は、実績を表にしなくとも良いのであれば、どうとでも話せるが、裏づけに乏しいと思われるだろう。
不動産を継続して購入していると、バブルに近い頃に購入した物件や経済ショックの時期に購入した物件など、様々あり、その比較ができる。
結論としては、バブルに近い頃に購入した物件は、その後も購入価格を下回っている。
もちろん、賃料収入の範囲で借入金の返済が可能であれば、それを売って処分しなければならないというものではない。賃料収入は、安定してある。
しかし、売却益を求めて成長することを考えるのであれば、購入時期を選ぶ必要がある。
不動産の売却益は、相当に大きくなることがあり、これを利用することは考えるべきだろう。
株式も、基本的な考え方は同じだ。
株式の方が影響を受ける事象は様々であり、変化も早いが。
経済ショックの時期に購入したものは、その後の経済政策で、全般的に値が上がっている。
昼食時に銀行に出向くとき、仲間と連れ立って食事に出かける、サラリーマンと思しき人の群れを見かける。これに対して、事業者は、群れないのではないかと思う。
群れは、居心地がいいのであれば、それを楽しめばよいが、その制約も知るべきだろう。
群れは、居心地が悪ければ、群れる必要はない。
群れない人の集まる会社の方が効率が良いように思うが、適度に仲間意識が生れる機会は必要だとも思う。
多くの人は、仕事内容の決定・変更について、周りの人の影響を強く受けている。しかも、周りの人の範囲は、きわめて狭い。
学校では、各種の仕事を知る機会がない。そもそも学校の先生は、実社会の経験がないため、教えられない。
結局、仕事内容の決定・変更は、自分で考えなさいという状態だ。
そうなると自分でいろいろ経験してみるしかない。本当は、転職が容易である必要がある。
ところが、多くの人は、仕事の変更は容易でないと思っている。
これは、社会が転職の年齢について厳然とした扱いをするからだろう。
そもそも少しでも良いところがある職場であれば、そこに属しているのが楽である。
一度採用されると、法律でかなり守られている。
しかし、企業であれ個人であれ、全く同じことをしていれば安泰ということはない。収入を維持するためには、常に変化に対応する必要がある。
事業主の矜持(きょうじ)は、ここにある。
雇われている人でも、この矜持を持つ人はいる。
この矜持を持ち、仕事内容の決定・変更を行う必要がある。多くの人は、これが難しいと考えているが、これを実行する必要がある。
特に、自分で事業を立ち上げている人は、親から多くを与えられて安穏としている人を見て、自分の道を明確に意識するべきだと思う。
親から多くを与えられている人も、変化への対応は不可欠なのだから、そのことを考えて、自分の道として明確に意識するべきだと思う。
日本は人口減少が不可避であり、不動産の需要は減る一方だとし、不動産に全て消極の人がいる。
日本の地価が3分の1になるという本もある。
大きな傾向として、不動産は値が下がるという面があることは否定しない。
しかし、すべての不動産が値が下がる一方だということはない。
現実に、不動産取引をすれば、すぐ分かることだ。
近時、一戸建てよりもマンション価格が高騰したこともある。
現時点で非常に有利な賃料収入を得ている人も多く、自らの資産状況により、現時点での不動産取得を排除する必要はないと思う。
世の中には、教義のように理屈を振り回す人がいる。しかし、世の中は、それほど単純ではない。