銀行との付き合い方

「銀行の信用格付」として、当ホームページで、すでに述べたところだが、銀行は、どのように企業を見るのかについて、まず理解するべきだと思う。

資金調達の条件(金利、返済期間など)に関しては、複数の金融機関の提案を比較することは、金融機関の競争も生み出され、借主にとっては有効だと思われる。

しかし、当面の資金調達の条件だけを比較することが、ベストではないと思う。
自分の事業の将来の展開を考え、その資金手当てを考えるならば、単純に、複数行を競わせ、金利だけで決めることは、適当でない場合もあると思う。

金融機関の差をよく理解するように努めることが、有効だと考える。
そのためには、各行との相談・協議を行なう中で、互いの十分なコミュニケーションを図ることが必要だ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年05月16日 | Permalink