プロフィール

・昭和31年(1956年)生まれ
・昭和56年3月 東京大学法学部卒業
・昭和56年4月 司法研修所入所(第35期)
・昭和61年4月 前川法律会計事務所を開設
・平成 9年3月 セントラル法律事務所を開設
・平成 9年4月 名古屋弁護士会(現、愛知県弁護士会)副会長

現在のアートが直面している問題点の原因

現在のアートが直面している問題点は、次の点に原因がある。
 芸術大学での教育が、お客さん志向でないこと。
 美術館での収集展示も、お客さん志向でないこと。
「売り絵を描いてはいけない」という昔からの言い伝えが影響しているのか、芸術大学も美術館もお客さんに向いた考え方をとっていない。
その結果、多数の美術作品が蓄積されているというのに、ほとんど利用されていない状況になっている。
 アートは、多くの人にとってあまり意味がない状況となっている。
 そもそも多くの人を対象にする必要はないかもしれないが。
結論として、美術作品というのは、その人がどのような関係にあるかにかかってくるように思われる。
 具体的には、その人の親族が描いたものであったり、その人が所有していたりという関係があることで、初めてアート作品はその人の意識に上がってくるように思われる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年11月12日 | Permalink

霊場恐山

恐山は、怖いイメージがありますが、行ってみると、そうではありませんね。ガイドさんもそのイメージを払拭したいようでした。
硫黄が吹き上げる岩山があり、三途の川で石を積み上げたように思えるため、怖いイメージがありますが、それよりも、親よりも先に死んだ子供の罪・業として、鬼に壊されても、何度も石を積み上げる子供の様子を思い起こさせ、親子関係を考える場のように思えました。
親は、先に死んでしまった子らがそのような石積をさせられているということを感じ、一段と子を思うことになります。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年10月29日 | Permalink

大阪・関西万博でのリボーン体験

大阪・関西万博でリボーン体験をしてから、25年間生きることを強く意識した。
しかし、25年を5年ずつ5回に区切って、何らかの計画を考えてみたが、ぴったりくるものが思いつかなかった。
68歳から未来への計画は、これまで期間を区切った計画を考えてこなかったからである。
25年間を過ごすにあたって、もう少し何らかの具体的なプランを見つけたいと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年10月16日 | Permalink

一戸建てとマンションの比較

一戸建てとマンションを比較したとき、1番感じるのは、広さの違いだ。
 もちろん、十分に広いマンションはあるが、こうしたマンションは価格が高いだろう。
世の中の人は、ものを持たない主義の人もいるし、標準的な広さがあれば、充分だと考える人もいるのだろう。
しかし、私なりに自分の好みで購入したものをまとめていくと、それなりに気がつくことも多く、楽しむことができる。
 牧野富太郎の書斎、標本室、書庫などを見れば、広さが必要なことは、明らかだろう。
したがって、広さはそれなりに必要だと考えている。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年10月02日 | Permalink

福翁自伝でのエピソード

福沢諭吉の福翁自伝で、「神様の名のある御札を踏んだらどうだろうと思って、人の見ぬ所で御札を踏んでみたところが何ともない。」とか、「お稲荷様のご神体を見てやろうと、こっそり社を開け、まつられていた石を別の石とすり替え」などを、福沢が行なったとのことである。著者(100分de名著11頁)は、その福沢の行動を「仮説・実験・検証」という実証科学のプロセスと重なるものだとする。そして福沢諭吉という人物の根底には、徹底した合理主義があるとする。
しかし、神様の存在をどのように理解するかという問題意識からは、その判断過程は的を得ていない。
神様の名のある御札や社の石は、それそのものが神様であると考えるよりも、世の中全体に満ちた神様について、その1つの方向性を示す目印として考えるならば、福沢の行動で何かその合理性が示されると考えるのもおかしなものではないかと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年09月17日 | Permalink

自分の作品の見せ方

アーティストとしての戦略を考える必要がある。
自分の作品の見せ方はよく考えるべきだ。アトリエの中で自分の作品で展開される世界を見せていく必要がある。
アートは、ビジネスであるということを忘れてはいけない。
世間では売り絵を書いてはいけないという教訓があるようだが、それは成功した人が言えることであって、成功した人は、作品を買ってもらえた人であるということをよく自覚する必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年09月10日 | Permalink

アーモンドの花

アートの作家は、植物を描く人と動物を描く人に分けられると思う。
ゴッホは、弟に子供が生まれたときを祝って、アーモンドの花を描いたとされる。この意味をどのように捉えるのかは、人それぞれだろうが、植物の静かさに私は引かれる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年08月27日 | Permalink

身近なもの

絵画は、というよりも、絵画だけでなく、すべてのものについて、身近におけるものは身近において楽しむと良い。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2025年08月18日 | Permalink