古い建物を利用するとき

日本では、民間で利用する古い建物の価値をあまり認めない。
 銀行も、30年くらいで、0の評価のようだ。

しかし、建築内容が、耐震性も含めて、大いに問題であれば、取り壊しも必要かもしれないが、手を入れることにより利用することも考える必要がある。
 その方が、1から作り上げるよりも経済的だろうと思う。
 今では、昔の家屋のように贅沢な部材を利用できないこともある。

地震を心配するのであれば、平屋で、屋根が重くないことはメリットだと思う。
 耐震補強が可能な場合もあるだろう。

日本家屋の改修のしやすさも考えるべきだと思う。

リノベーションをするときは、建物の中に家財がない状態にすると、家財があるときに考えていた改修とは、また違った改修を考えるようになるものだ。
 不具合が目に付くという面もあるが、建物そのものの根本価値に目が行くようになると思う。
 改修方法も大胆に考えられるようになる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年11月01日 | Permalink

不動産など大きな財産を売却したとき

不動産など大きな財産を売却したとき、大きな変化は、キャッシュフローが楽になることだ。

収入を、借入金返済、従業員給与、家計、税金、投資に振り向けていけば、余裕はないのが普通だ。
ところが、大きな財産を売却して、現金が入れば、きりきりした状態で、キャッシュフローに頭を悩ませていた状態から、天国に来た状態になる。

楽になれば、それを少しは楽しめばよいと思う。

しかし、大きな財産を売却しているのだから、将来の収入源を減らしたことになる。また、経営の安定度にも影響がある。
したがって、全体を考えるならば、気持ちが緩むことはないだろう。
全体をいかに把握するかが大事だ。損益計算書だけでなく、貸借対照表の変化も継続して把握する必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年08月25日 | Permalink

企業が給料を上げられないのは、当然のことだ。

裁判官は、基本的に、給料は従業員の同意がなければ下げられないとする。
したがって、会社(事業主)は、給料をいったん上げたならば、それに拘束されてしまう。
逆に、給料は、上げなくとも、法律違反ではない。

給料を上げると、社会保険料の事業主負担も上がってしまう。
 社会保険料が上がっていれば、給料が少し上がっても、従業員の手元に残るものは、少なくなる。

こうした状況の中では、給料を上げられないのは、当然のことだ。

もちろん、給料を上げないと、人手を確保できないということはありうる。
しかし、無人化は、今後さらに進むであろうし、従業員を使わなければならない仕事について、根本から見直してみる柔軟さが必要だろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年08月18日 | Permalink

問題は、ヒマにある。

問題は、正直に申し上げれば、暇なのだ。
自由になる時間で何をするべきかを考えなければならない。うまくいっている企業の経営者は、おそらく同じように暇だろう。

そこで、時間の使い方が問われる。何かを考え実行した時、すぐに効果が現れることもあるが、根本の問題の場合、結果が現れるのにある程度の時間を必要とする。その時間は数年かかることもある。追求、検証にはかなりの辛抱が必要となる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年07月07日 | Permalink

資金繰りの事だけを考えていないか。

苦しければ、資金繰りを考える。普通であっても、資金繰りを考える。しかしキャッシュフローが楽になったらどうか。楽になった先に何があるのか。

そこでは、暇、時間ができたときに何をするかという問題が起きてくる。パートナー、友人の希望するところを確かめ、そこから何をするべきかを調べていく必要がある。
これは現実を出発点とする考え方である。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年06月30日 | Permalink

住居の移転

たとえば、仕事をする場所を名古屋と決めたとき、住居も名古屋に移すべきと考え、名古屋で住まいを探す。

この感覚は、普通だと思っていたが、そうでもないことに後で気がつく。
 生まれ育った場所に自宅があると、勤務地と離れていても、そこから通勤する。

しかし、戦国時代の大名、豪族は、領地の拡大に伴って城を移している。

住まいは、もっと戦略的に選ぶべきだ。
 引越しをおっくうに思ってはいけない。

震災の後、被災者に、故郷に戻りたいという気持ちを述べさせるテレビのシーンは多い。
 戻ることを応援して当然とする風潮がある。戻りたいと思うのが、人情と考えている。

しかし、どこで新しい生活をスタートさせるのが良いかという判断について、検討するテレビのシーンは少ない。

情緒的になり、判断を間違えている人が多い気がする。
もっと住居の情報を集め、主体的に考えるべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年06月21日 | Permalink

アーティストの仕事場

アトリエというと、画家、彫刻家などの仕事場であったり、写真スタジオのイメージが強い。
しかし、現代美術を考えると、もっと広くとらえることができると思う。

アトリエは、新しいものを生み出していこうとする人の仕事・生活の場だ。
 昔からの伝統あるものを扱っていても、それを現代にどのように示すかを考えることは、新しいものを生み出すことだ。

このように考えると、アトリエは、いわゆる芸術に限定しなくとも良く、個人の技量で仕事をしている人全般の仕事・生活の場といって良いと思う。


新しいものを生み出していこうとする人の仕事・生活の場は、どのようなものとしたら良いのだろう?

自分の技術を磨くことができる空間・設備があること。

多くの人と交流できる場であること。

コストを意識しなくとも良いくらい安価であること。

利用に当たって自由度が高いこと。

格好良さの追求ができること。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年06月06日 | Permalink

事業主の心意気

中小事業者は、自分なりの収益の得方(モデル)を持っていて、それを心密かに実行していくのが良い。
逆に、中小事業者は、自分なりの収益の得方(モデル)がないと、自信が得られず、不安定だろう。

世の中の専門家と言われる人は、その世界では第一人者であるかもしれないが、自分自身の自戒もこめて、意外に世界が狭いことが多い。その自覚があれば、まだ救われるが、何でも判断できると思っている人も多い。
たとえば、裁判官は、資金繰りをめぐって金融機関と交渉したことは、普通ないだろうと想像できるが、弁護士でも、その経験が全くない場合も多い。
資金繰りに苦労した中小事業者から見ると、資金手当てについて、法律の専門家だから、普通に分かるだろうと考えがちだが、意外にそうでないと気がつくだろう。

こんなとき、どうするか?
必要な限度で説明しなければならないが、おそらく本当の深いところは、分かってもらえない。

中小事業者の自分なりの収益の得方(モデル)も同じで、その苦労は、なかなか分かってもらえない。

したがって、中小事業者は、世の中の専門家と言われる人も含めて、いろいろな立場の人から、いろいろ言われるだろうが、自分なりの収益の得方(モデル)を密かに持って、それを実行していくことになる。そして、収益を得て、自分が必要と考えることに遣っていけば良い。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年06月02日 | Permalink

歴史のある者・物に、それがない者・物は、及ばないのか?

美術館、博物館に行くと、歴史のあるものが置かれている。
 図録を見れば、それが長い年月を経たものであることが分かるし、売買価格も付けられないものだろう。
 いわゆる名物と呼ばれるものだ。

しかし、茶の湯の道具は、それが由緒あるものであっても、その価値は分からないというのが、私の正直なところだ。
これまで、このように考えてきた。

茶の湯の道具の歴史を見ると、その道具は、歴史の中で、新しく出てきたものであることに気づかされる。

したがって、歴史を、新しいものが出てきた時点でとらえなおすことが必要だ。
新しいものの歴史ととらえればよい。

歴史は、新しいものの登場と、そのこれまでの経過だととらえるべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年05月26日 | Permalink

銀行との付き合い方

「銀行の信用格付」として、当ホームページで、すでに述べたところだが、銀行は、どのように企業を見るのかについて、まず理解するべきだと思う。

資金調達の条件(金利、返済期間など)に関しては、複数の金融機関の提案を比較することは、金融機関の競争も生み出され、借主にとっては有効だと思われる。

しかし、当面の資金調達の条件だけを比較することが、ベストではないと思う。
自分の事業の将来の展開を考え、その資金手当てを考えるならば、単純に、複数行を競わせ、金利だけで決めることは、適当でない場合もあると思う。

金融機関の差をよく理解するように努めることが、有効だと考える。
そのためには、各行との相談・協議を行なう中で、互いの十分なコミュニケーションを図ることが必要だ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年05月16日 | Permalink