金融機関の論理を理解しよう。

 金融機関との付き合い方は、大事な点だ。
 付き合い方といっても、何かテクニックめいたものがあるというよりも、金融機関の論理を理解し、それに応ずることが基本だと思う。
 たとえば、返済条件の変更は、その原因として何かの変化があると考えられる。その変化が修正されない段階で、これと齟齬がある融資を求めても、通らない。当たり前の論理だと思うが、融資を受けている立場からすると、別の感覚となることがある。
 返済条件の変更について、これまで他の融資案件よりも、早めた返済条件であったものを、他の融資案件と同じ条件に変える場合、借主は、返済条件を普通に戻しただけという感覚になる。
 しかし、そもそも、早めた返済条件で融資を決めているというのは、それで返済できるという判断がなされているのであり、その返済条件を変更するというのは、その原因があるのであり、それは否定できない。
 融資を受ける立場でなく、融資をする立場の視点を確立する必要がある。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年10月23日 | Permalink

同期入社の従業員は、互いに協力的か。

 ドラマなどで、同期入社の従業員が、互いに協力する姿を見ることがある。
これは、その姿が望まれるからだろう。現実に、そうだとはいえないだろう。
 この問題は、その会社の従業員数、同期入社の従業員数により、影響されると思う。

 同期入社の従業員数が少ないと、その中で、比較が容易であり、平等な扱いが意識される。結果として、会社に対して、平等な扱いが、より強く求められてくることが多いだろう。しかし、能力的に差がある以上、会社として同じ扱いはできないだろうから、待遇に差をつけると、不満が出てくる。
 こうした点で、同期入社の従業員は、互いに協力的となることは難しい。

 同期入社の従業員が、会社全体の中で、もまれる場合は、団結することはありうるだろう。同期入社の中で、争っていては、会社全体の中で、主張が弱くなるときは、同期入社の中の問題は、棚上げするしかない。これは、社会の力学として、明らかだろう。

 入社順という基準は、明確であり、役割を決めるときに便利なことはあるだろう。明確な基準があれば、納得されることは、多い。ただし、重要な役割まで、これで決めることは、会社を危うくするだろう。

 結局、自分の会社で、こうした力学を見つけ、うまく使い、人を採用し、協働してもらうことになる。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年10月09日 | Permalink

経験こそが、最大の財産であり、面白さである。

 お金は、あるに越したことはないだろうが、それだけでは、片手落ちだと思う。それは道具を手にしたというにすぎない。したがって、生きるためにお金を稼いだという生き方は、不完全だ。
 「人生で、自分はこういうことを経験した。そのために、これだけのお金はかかったが、必要だったものは、それだけではなかった。むしろ経験のためには、これが必要だった。経験の結果、自分は面白い人生を歩んだ。面白かった。安楽ではなく、悲しいこと・つらいこともあったが、面白いといえる。」と、行きたい。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年07月17日 | Permalink

収益モデル

 収益を生み出す方法は、いろいろある。多くの人は、他人の下で働いて、給与を得る方法を選ぶため、収益を生み出す方法を具体的に考えることは少ないだろう。
 しかし、自営業の人であれば、収益を生み出す方法について、考えるだろうし、そうしなければならないはずだと思う。
 収益を生み出す方法が決まり、それを自動化できれば、「金のなる木」となる。人の組織化で運営する場合も、自動化の一種だろう。
 自動化ができ、その収益の範囲で再投資していけば、さらに成長する。
 こうしたことは、当たり前のことだと思われるかもしれないが、自分の仕事について、こうした形でモデル化している人は、少ないように思う。自分の仕事を、収益モデルとして、大づかみにすることを勧める。それによって、他の収益モデルと比較ができるようになると面白いだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年06月18日 | Permalink

海外投資が華やかなりし頃

 BRICsが成長著しい頃、日本の不動産からの賃料収入と、海外投資による収益と、を比べてみたことがある。中国株で1億円を貯められるというようなことが広く言われた時代であったので、海外投資に眼を向けた人も多いと思う。
 その後、リーマンショックがあり、さらに、そこからどれでけ回復したかが比較される時代となった。円高が進行し、円換算すると評価損が出る時代であったり、円安が進行して、利益が回復する時代になったり、振り返れば変動が激しい。海外投資のサイトも、様変わりしているように思う。
 それに比べると、日本の不動産は、価格下落もあったものの、日本の不動産からの賃料収入は、海外投資ほどの変動はないように思う。
 だからと言って、何か教訓めいた結論を出すつもりはない。むしろ、いろいろ経験された人は、面白い時代だったのではないかと思う。お金を稼ぐことも面白いのかもしれないが、経験を積むことは、それ以上に面白いのではないかと考えている。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年06月11日 | Permalink

「やっとマネジメントに、専念できるようになった。」

 これは随分前に、ある経営者の方から聞いた言葉で、印象に残っているものだ。その方の会社は、今では全国で展開する大きな会社になっている。
 これを聞いたとき(今でもかもしれないが)、私は、まだ自分で行なわなければならないと考える、個人職人のような考え方だった。
 しかし、この言葉を聞いて、マネジメントという言葉を意識するようになった。
 マネジメントというと、専門書の世界であり、管理という色彩が強く感じられる。しかし、ドラッカーを読むと、チームとしての人間関係全般のことであり、書物の知識だけでなく、現場での体験としてのマネジメントを考える必要があることに気がつく。
 マネジメントということを誤解したり、意識しないで行動している人が、意外に多いように感ずる。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年02月19日 | Permalink

自分はどのように仕事をしたいか。

 自分の仕事を決めたことを前提として、その仕事をどのように進めていくのか、考えてみるべきだろう。これは、勤務者にとっては、自分だけでは決められないことかもしれないが、自分で仕事を始められる人は、よく考えてみるべきだろう。
 人は独立するときには、こうしたことを考え、自分の希望する仕事場を作る。しかし、日常の仕事に追われると、自分はどのように仕事をしたいかを考えなくなる。
 自分は、どのように仕事をするとき、面白いと感じるのか、がポイントだろう。具体的には、外部の関係者とどのように話をすることになるか、その場所はどのようか、どうすればお互い面白いと感じてもらえる工夫となるか、内部の関係者とはどうするか、などだ。
 経済的なことだけでなく、仕事の質を問うことになると思われる。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年02月14日 | Permalink

「生活ができていれば良い。」で終わらせないことを考えるべきだ。

 ビジネスを、その日の自分が暮らせればよいと考えて進める人が多いと思う。生業(なりわい)なので、それでも良いという考え方もあるとは思う。人口減少の社会では、ビジネスは、そもそも誰がやっても難しい面があるのは確かだ。
 しかし、「生活ができていれば良い。」で終わらせないことを、やはり考えるべきだと思う。そうしないと、必死さに結びつかないだろう。必死さがないと、じり貧になる。

 ビジネスの上で、ある程度成功している人の話を聞いたり、読んだりしていると、存亡の危機という状況を経験している人が多いと思う。それはお金の使い方を、ぎりぎりまで効率的にすることにより生ずるのではないかと思う。ちょっとか、かなり背伸びしている面があるということだ。
 存亡の危機では、あらゆるものを使って存続を図っている。気がつくことは、全て実行する。実行してみることにより、意外に広い世界が見つかるものだと思う。案ずるより産むが易し。こうした経験が、自分を変えることに結びつく。


投稿者名 管理者 投稿日時 2012年11月07日 | Permalink

増税社会の姿

 政治は、自分ではコントロールできない要因だと考えているので、どうあるべきだとは言わない。むしろ政治の変化を前提(外部要因)として、将来の社会の姿について、素人の予想をしてみようと思う。
 消費税が10パーセントになる道筋はできたが、それで止まらないことは明らかだろう。また、それ以外の税も上げていかざるをえないと考えられているだろう。

 税金が高い社会は、社会階層の流動性が落ちる社会だと思う。階層が、現在よりも固定化すると思う。その理由は、手元のに残ったお金から、税金として出さなければならないお金が大きくなれば、成長に向けた投資ができなくなるのだから、現有の設備で回していこうとなるからだ。

 家は、新しく作るのではなく、今ある家をリフォームして使おうということになる。
 収益性のある資産を持つのにハードルが高くなる。
 逆に、収益性のある資産からの収益は、汗水たらして得たものでないならば、払う税金は増えるけれども、残りは投資に回していくことができるだろう。
(もちろん、ここで述べることは、税金の設定の仕方で、いくらでも変ってくるから、大雑把なものだ。)

 したがって、今の自分の階層を乗り越えていこうという野心を持っている人ならば、増税の前が、資産を拡大する最後のチャンスだと思う。もちろん、増税後も成長はできるから、悲観する必要はないと思うが、成長は今よりも大変になるということだ。


投稿者名 管理者 投稿日時 2012年10月30日 | Permalink

キャッシュフローのみを見ていると、投資に消極的になるきらいがある。

 自社・自家のお金の流れを、大きく区分けしてとらえると、特色がわかる。弁護士の立場として、いろいろ気がつくことが多い。
 区分けの仕方は、いろいろ考えられるだろうが、
収入として、事業収入(給与収入)、投資収入(資産収入、金利・配当収入)、
支出として、人件費、人件費以外の経費、支払利息、税・社会保険、消費(家計費)、投資(元金返済)、
くらいに分けてみる。
 事業者と給与生活者では、違いもあるだろうが、比較の仕方は共通に行うこととする。
 「収入の範囲で生活する」という世間一般に言われている原則は、そのとおりだとは思うが、この原則だけで生きてきましたというのは、野心に欠けるだろう。残ったお金は貯金するだけで、投資収入(資産収入、金利・配当収入)を考えないという生き方は、社会に対する見方を狭めるのではないかと思う。
 しかし、投資収入(資産収入、金利・配当収入)を考えようとしても、その実現は簡単ではない。また、急ぎすぎれば、リスクは高くなり、破綻することもある。
 ここに記載した区分けの項目のバランスを考え、何を増やし、何を減らすのか、その変化はどの程度かをチェックすると、自分の置かれた立場が分かるだろう。
 その結果、投資(元金返済)が、いかに大変かを痛感するだろう。デフレ期は、特にそうだ。キャッシュフローのみを見ていると、投資に消極的になるだろう。投資よりも、先ず生活なのかもしれない。
 しかし、何かを実現しようという野心があるならば、1人になっても、投資(元金返済)を進めようという決意をするべきだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2012年06月13日 | Permalink