C7 ローマ人の物語(塩野七生)

 カエサルが弁護士として社会人のスタートを切ったという点に興味をもち、第4巻から読み始めた。4巻、5巻でおもしろさが決定的となり、第1巻から第3巻に遡って読んだ。以後、皇帝の巻を順次読んだ。
 当時、国民審査を受ける最高裁の複数の裁判官が、ローマ人の物語を印象に残る本として例示していた。無難な選択だと思ったものだが、自分としては、自分が各皇帝になったとして読むとおもしろいと考えていた。
 「人は自分が見たいものしか見えない」という点を理解させてくれた本である。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

C6 本を読む習慣

 「日曜日は、主婦も休み」とする妻の発言により、日曜日の夜は、家族で外食であった。そして外食が済むと決まって本屋さんへ行った。私自身、本が好きであったし、新しい本を見ることに興味があった。妻も本屋さんは好きだと思う。
 このような我家の習慣の結果、子供たちは、2人共、本を読むことに抵抗はなくなったものと思う。
 私の書斎の影響もあるかもしれないが、大量の本を所持することにも抵抗はないものと思う。
 棚に多くの本を並べることにも違和感はないものと思う。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

C5 作品との付き合い

 作品は、1人の人間のようだ。近くにいれば、自然に語り合うことになる。その語り合いは、尽きるということはないだろう。
 作品を購入し、手元に置くことの意味は、そこからいろいろな探究が始まるということだ。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

C3 アートと生活

 ハーブ&ドロシーは、自分たちのサラリーで購入することができ、自分たちのアパートに納まる作品を集めた、普通の勤務生活者の夫婦である。
 そのコレクションは、自分たちの審美眼によるものであり、コレクションとしての価値も高く、最終的には美術館に納められたとのことである。
 しかし、映画で見た2人のアパートの様子は、作品を無理に詰め込んだものであり、それはコレクションの数からしてやむをえないものであるにしても、アートと共に生活しているというには無理があるように思えた。
 作家を支援することに結びついたコレクションであることを評価したいと思うが、アートをどのように生活の場に置くかという観点からは、別の道があるように思う。
 私としては、もう少し作品を大事にする意味で、生活できる空間であってほしいと思う。そのためには、コレクターとしてではなく、生活の場を創るという立場で進めたい。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

C2 ある作家の作品を所有することの意味

 2011年5月31日に、カレル・アペルの作品を購入していた。
 また、図録でアペルの作品も見ていた。
 このため2011年6月26日、ブリヂストン美術館の「アンフォルメルとは何か?」展で、アペルの2つの油絵の作品を見て、図録では感じとりにくい、野性的な筆致に驚いた。
 アペルの作品を所有していることによる「アペルびいき」は、おそらく心理学的な現象として説明できるだろうが、そうではあっても、1人の作家の作品を所有することにより、その作家の他の作品を見る眼が違ってくることは確かだ。自分の所有する作品との違い、図録との違いなど、考える契機となる。
 今後どこかで他の作品に出会ったときの楽しみとなっている。
 2011年7月3日、ハラミュージアムアークでも、偶然に、アペルの「広島の子供」を見る機会があった。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

C1 人生の段階

 自分なりにアートを紹介しようとしたとき、自分の人生の中での節目に関連づけてアートを選択することになる。
 30代の彷徨       森山 33歳
              大竹 38歳
              赤塚 39歳
 40代の悩み       ブッフェ 40歳
 50歳を目前にした挑戦  草間 49、50歳
              オピー 47歳
 50代の進み方      アペル 58歳 27歳でコブラ結成
              ジル・サックシック 56歳
 老境           ブラック 80歳
              森    71歳
              アルトマン 65歳


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

B11 ぶたさんコレクションについて

・ぶたさんを見ていると、本物に近い形のもの(リアルぶた)から、2つの点で展開されていると思います。 
 1つが抽象化であり、もう1つが人間化です。 
 抽象化や人間化もいろいろな展開があります。
 また、抽象化と人間化は、混合して展開しているものもあります。
・2つの展開とは別に、わかりやすいグループ分け(差別化)をしてみました。
・まとめると、以下のとおりとなります。
0 リアルぶた
1 抽象化
(1)表情の消し込み(形態の徹底)
(2)鼻の強調
(3)全体の丸化(形態の省略化)
(4)丸化以外の抽象化
2 人間化
(1)形態の擬人化
(2)表情の擬人化(笑う)
3 差別化
(1)ブランド
(2)チャイナ
(3)羽根付
(4)二重化(面を含む)
(5)ゴージャス
(6)豚に真珠
(7)フラット
4 標準ぶた
 何かを特に徹底していないもの


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

B10 松浦武四郎の一畳敷(泰山荘)

石山修武「セルフビルド」79頁より
 この建物は、武四郎が木片勧進の旅の末に集めた全国各地の社寺仏閣の木片、つまり建築の部品を集積した建築である。
 集めた木片は、厳島神社、伊勢神宮、出雲大社、吉野山後醍醐天皇陵、京都大徳寺、奈良法隆寺等々からであり、91項目およそ127部品全て木片の由緒は知れるものばかりとのことである。
 武四郎は、幕末から明治を生きた探険家であり大旅行家である。
 武四郎は、晩年をこの一畳敷で住み暮らし没したといわれており、各木片に触れ眺めるだけでその地の風景が手にとるように想い起こされたであろうと思われる。
 この心情は、旅先で見つけたもの(多くは温泉地の松ぼっくり、落葉)を集めた者としてわかる気がする。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink

B9 前川弘美が、拾ってきたもの(メモ)

 旅行した先などで偶然見つけた気に入ったものを、1つの箱に並べていくことは、非常に心地良い。この作業は、ある作品を見るときに、自らが行うべき「埋め」の行為そのものかもしれない。
 それは、ジョゼフ・コーネルが、箱の中に組み立てたコラージュの作成に似ているかもしれないし、リチャード・ロングが、石や木を集めて作る作品に通じるものがあると思う。
 松ぼっくり(小)
  坂巻温泉旅館 露天風呂に落ちていた。
 松ぼっくり(大)
  天橋立ウォーク
 竹
  直島
 分岐した木 
  名剣温泉から祖母谷温泉へ向かう道中
 とがった種子 
  川中温泉から川原湯温泉へ向かう道中(記憶)
 葉 
  不明
 四天王(私はこう呼んでいる)
  小瀬温泉ホテルで見つけた、4個の松ぼっくりが長い枝にくっつくもの
 大きな葉
  小谷温泉から帰る際、バス停まで歩いた。冬季は、途中までしかバスが来ないため。バス停でふと見つけたもの。
 椿の葉
  中村公明の日本料理店で出された膳にのっていたもの。
 四天王(2)2010/4/4
  アートランドホテル蓼科で見つけた、4個の松ぼっくりが長い枝にくっつくもの
 ペア 2010/4/4
  アートランドホテル蓼科で見つけた、2個の松ぼっくり
 たいまつ 2010/6/6
  滝ノ水のイタリアレストランの近くで見つけた、名称不明のもの
 緑色の石 2個
 銀色に輝く石 2個 2010/8/9
  分杭峠の水場やその近くで拾ったもの。沢には緑色の石が多かった。地質の異なる地層がぶつかり合う中央構造線上にあるということで、2種類の石を持ち帰った。
 丸いどんぐり 2010/8/16
  相差の神明神社に行った際、鯨崎遊歩道で見つけた。
 紅葉の葉 2010/10/10-10/11
  中房温泉の庭園
 紅葉の葉(大判)
  中房温泉白滝の湯への道
 柏のような葉
  中房温泉菩薩の湯に浸かっていたもの
 緑色のどんぐり(熱湯防虫)2個
  中房温泉の庭園
 茶色のどんぐり(熱湯防虫)1個
  中房温泉菩薩の湯注ぎ口(熱湯)の中に落ちていたもの
 何かの実が入っていた小さな殻 10個
  焼山への道で見つけたもの
 黄色いもみじ 大小、各1 2010/11/6-11/7
  宮島水族館前、メープルの木で拾ったもの
 松ぼっくり(中) 2010/11/23
  名古屋大学前で拾ったもの
 Y字の枝(斜めの足付) 2011/7/2
  初谷温泉 宝命水の近くで拾ったもの
 くの字の枝 2011/7/18
  カラマツの松ぼっくり
  高峰温泉近くの池の平湿原で拾ったもの


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink