この世の中は、自分で創り上げる人と、相続などにより与えられた人との競争で成り立っている。

自分で創り上げた人も、創り上げたものをどうするかにより、与えられた人が出てくる。

相続などにより与えられただけなのに、自分の力だと感ずるのか、偉そうな人も多い。
自分で創り上げる人も、プライドが妙に高い人もいる。

事業主は、自分の立場をきちんととらえて、進め方を考えるべきだ。

与えられた人は、そこまでのプロセスを知らないことが多い。
いや、自分は親のそばで苦労を見てきたから、プロセスも知っていると思うことがあるかもしれないが、発想や判断は、そのすべてをとらえられるものではない。
与えられた人は、謙虚に、多くのことを学ばなければならないだろう。

自分で創り上げる人は、相続などにより与えられた人と比べれば、格差があるのは確かだ。したがって、プライドこそが力の源泉だとは思う。
しかし、格差を乗り越えるために無理をしたり、逆に絶望したりすることは必要ない。
なぜなら、自分一代で考える必要はないからだ。あわてずに取り組んでいけばよい。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年06月06日 | Permalink