林望さんの「減蓄」 2013年7月28日、日本経済新聞掲載

 「減蓄」とは、貯蓄の反対で、資産を処分していくことのようだ。
 書籍の処分についても触れられており、子供さんたちの仕事が自分とは違うため、蔵書の価値がないと判断し、処分されているようだ。
 オフィスに使っていたマンションや、別荘、相続した投資用の収益不動産も処分されたとのことだ。
 林望さんは、1949年生まれとのことで、ここまで踏み切るのは、正直、まだ早いような気がした。
 物をお金にするということは、含み益の確定か、管理・処分をしやすくするということだ。その必要性があれば、合理性があると思うが、それは人それぞれだから、私がコメントする立場にはない。
 ただ、「子孫のために美田を買わず」という考え方や、「人間本来の無一物に帰してきれいに死にたいもの」という考え方があり、それとの関係では、関心がある。私は、まだこのような考え方との折り合いをつけられていないのだ。
 「お金は使って初めて完結する」という考え方は、理解できるが、何に使うのかは、まだ分からないのが現状だ。


投稿者名 管理者 投稿日時 2013年07月30日 | Permalink