企業の人的組成

そもそもは、無人企業を目指すべき。
 発想を得るための協議は必要だが、それは少人数とし、社外の人間と行ってもよい。

与えられる仕事をこなすだけの人は、成長しない。最終的には、お荷物になる。
年功序列・終身雇用の制度をとると、どこかの時点で、その人の成果よりも支払金額が増えてしまう。

自分が事業主であるという意識がないと、ぶら下がる人になる。
雇われた人に、事業主の意識を持ってもらうことは難しい。
 しかし、なんとか事業主の意識を持ってもらう必要はあり、数値で成果を見ることは、有効。数値で成果を見せることは、必要。
雇われた人の場合でも、自立の期間を設定することにより、事業主化ができるのではないか。  

自らが事業主感覚を持てば、やり方を間違えなければ、その方が成果が出るし、おもしろい。

経営者は、努力して得られた収益を分配するのであれば、気が楽である。
しかし、労働者は、それを簡単に認めない。
給与は、得られた収益よりも支払額の方が多くなることがある。

給与は、上がらないのは当然だと思う。
日本では、給与は、特別の事情がなければ、原則として下げられない。
給与を上げると、社会保険料が大幅に増え、事業主者負担が増える。

給与が上がらない時代は、経営者が、新しい人的組成を目指しているからだと思う。

事業主感覚を持つ人だけが参加する企業にすることを考える。
企業を作ろうとするのであれば、最初から事業主感覚を持つ人だけが参加する形とする。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年06月18日 | Permalink