「異なる種類の活動を同時に行なう」と言えるか?

個人事業主として生きてきた人にとっては、異なる種類の活動を同時に行なうということ(ポートフォリオ・ワーカー)は、あたりまえのことだと思うが、自分の活動が「異なる種類の活動を同時に行なう」ことになっているかは、注意が必要だろう。

取り扱っているアイテムが違うからと言って、異なる種類の活動を同時に行なっていることにはならない。
ひとつの仕事の流れの中で、工程が違うからと言って、異なる種類の活動を同時に行なっていることにはならない。

個人事業主でも、昔から同じことを、広がりもなく行っているだけという人もいるだろう。
そのような人は、ある意味では幸せに生きてきた人だと思うが、いつまでもそれが続くものではない。

自分自身で多様な世界を経験し、自分の世界を広げていくことは、楽しいことであり、成長するためには不可欠だと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年06月27日 | Permalink