アニマルスピリット

イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズが述べた言葉といわれる。血気や野心と訳されるようだが、人間の動物としての心くらいにとらえている。

電車の中などで、多くの人がスマホに向き合っている姿を眼にすると、アニマルスピリットとどのように関係付けるか考えてしまう。(アニマルは、スマホを見ないのか、スマホを見るアニマルもいるのか。)

あまり観念的に考えるのではなく、自分のアニマルスピリットを考えるべきなのだろう。
自分は世の中に対してどのように取り組むか、ということ。

口にできないことも出てくるだろう。自分の内心にとどめることは多い。

探すということは必要だ。スマホで探しているのだともいえる。
しかし、スマホに飼いならされているようにも見える。

自分の眼で現実の空間を見つめるべきだと考えることもできるだろう。現実世界の方が、情報の密度は高いともいえる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年04月19日 | Permalink