デフレ期?インフレ期?

インフレが予想されるとき、不動産と株にシフトするべきとされる。
 株は、生活に不可欠なものを提供する会社の株。

この考え方は、マネーの膨張に対して、生活に根ざした現物による資産構成を勧めるものだ。

経済学では、インフレ、デフレという言葉が歴史のあるものであり、その言葉を使うことが普通なのかもしれないが、貨幣価値で比較するのではなく、その人の価値で比較するべきだろうと思う。
 こうなると客観性が失われると批判されるだろう。
 社会政策として全体を把握する必要がある人は、客観性が必要だとは思うが、正確に把握しようとして、かえって間違えることが多いのではないかと思う。

世はデフレの時代と言われて久しいが、その時期でもマネーの膨張はあったと考えている。
 経営者(特に外国人)の報酬が、膨れ上がっている。
 それは、マネーの膨張による価値の低下を補おうとするかのごとくだった。
 それは、インフレ期と言ってよいのではないか。

それでは、どうするか?
先ず、自分の生活に必要なもので財産を構成する考え方が必要だ。
 不必要に高価なものは、はずす。

次に、それ以上のものの扱いを決める。
 ここから考え方が分かれる。
  不要として、所持しない。

  収益を生むものだけに限定する。

  自分の好みを貫く。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年09月01日 | Permalink