生産性

これまで客観的に見れば無駄な作業・仕事があったが、それは雇用と言う側面を考えれば、それなりの意味があったこともあるだろう。
しかし、中小事業主が、他からこうした無駄な仕事まで押し付けられるようだとすると、生産性を低くするだけであり、中小事業主にとっては負担となってしまう。
雇用の拡大ということを、中小事業主に押し付けるべきではない。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年03月19日 | Permalink

現代の世相を見ると、扇動に乗せられないことが重要だと思う。

そのためには、いくつかの注意点がある。
1  議論を勝ち負けで見ない。
討論番組を見ていると、大きな声の人、先に話を始めた人、相手の話をうまく横槍でストップした人などが目立つ。こうしたことは、自分が議論で上になりたいというところからくる。しかし、このようなことが議論の質を高めるとは思えない。
2  自分への直接の影響に限定して考えること。
人のことと自分のことをある程度区分した方が良い。あらゆることを自分のこととして考える必要はない。
3  1点・1面で考えない。シンプルに統合的に把握することが重要だ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年03月16日 | Permalink

文化資本

結論として、お金だけで人生を楽しむことはできない。遊びや文化などを理解する頭がなければ人生は楽しめないだろう。
遊びや文化などを理解するために必要なお金は、さほどのものではない。それは十分に多くの人に開かれた世界であり、お金が全くないと困るが、いくらかあれば十分に楽しめる世界だ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年03月10日 | Permalink

統合的な把握

現在のコロナウィルス対応は、課題の全体把握ができないまま行われているように思える。
マスコミの報道は、毎日の感染者数、死亡者数、重症者数等の発表にとどまり、緊急事態宣言にこだわりすぎている。
コロナウィルスのまだわかっていないところが多いため、社会的な接触を減らすことばかりに目が行きがちである。
しかし、わからないところが多くても、感染者が増えてきて、入院の必要が出てくれば、病床の確保が必要である事は、早い段階でわかっていたことである。そのための10兆円の予備費など財政的な対応はとられていたのであるから、ニューヨーク市長のように野戦病院のようであっても病床を確保することができたであろうと思う。
日本の対応の姿は、安心して暮らせる家を作ることに例えるならば、次のようだ。
社会的な接触を減らす事は、重要なので、あたかも窓枠を作って外を見ることが大事なんですと言っているように思える。
しかし窓枠だけを作っても意味がない事は明白だ。多少屋根の傾きが充分でなかったり、壁の1部が欠けていたとしても、まず中で生活できる家全体を作ることが大事なはずだ。
これだけは分かっているからといって、1つの課題(シングル・、イッシュ)だけ外に向けて示す事は、全体の対応をゆがめてしまう。
課題の統合的な把握と言う観点からは、コロナをどのように捉えるかと言う専門家の見識も問われる。
コロナはわからないことが多いことから、わからないところは全く記述せず、自分がわかっているところだけを捉えて、42万人が死亡するとか言う事は、あまりにも単純すぎると思う。
東アジア全体の感染者数が少ない理由(ファクターX)や、従来のインフルエンザがコロナ禍の中で感染者が減っている理由、などの説明も含めた全体的な説明が求められる。こうした説明は、1部の学者が行っているだけだ。学術的にまだわからない事は一切触れないと言う態度ではなく、わからないところについてもどのような可能性があるのかを含めて、専門家は現在の状況を把握するべきだ。わからないところを断定してしまって説明する事は問題もあると思うが、統合的な把握を心がけるのであれば、1つの仮説として組み立てていく必要はあるだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年03月08日 | Permalink

借地の情報は、もっと流通させる必要がある。

将来は、土地を購入するのではなく、建物所有のための賃借をもっと広げる必要がある。
不動産情報のサイトを見ても、現在は、駐車場用地や資材置き場に適した不動産しか情報が集まっていない。
もっと広い用途が提案されて、借地情報が開示される必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年03月02日 | Permalink

いつまでも働かないと言う発想

いつまでも働かないと言う発想、あるいはガツガツ働かないと言う考え方は、年金と共通する。
東京は、ビジネスの舞台から楽しむ街へ移行する発想も、こうした考え方に根ざすものである。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年02月24日 | Permalink

建物を考えるときに、恐竜から哺乳類まで色々と例えることができる。

恐竜に例えられるのは、ビジネスで言えば大型ビル、住まいで言えばタワーマンションだろう。
これに対して哺乳類に例えられるのはビジネスと居住が一体化した一戸建てではないかと思う。
恐竜と哺乳類の中間的な形としては、ビジネスで言えばペンシルビル、住まいで言えば集合アパートがある。
建物について考えるときに必要な事は2つある。
①自分のみで自由に建て替えができること、②エレベーターなどに頼らないで生活ができること
一戸建てではなくマンションで考えたとき、こうした条件は売却しやすい低層のマンションということになるだろう。
建物を考えるときに必要な事は次の点だと思う。
匿名性が保てる都会にあること
掃除が面倒にならない程度の広さがあること
家族とは言え各個人のプライベート空間があること
歩ける範囲に楽しめるスポットがあること
自然の変化を身近に感じられる庭があること。公園でも同じような楽しみ方はできるかもしれないが、自由に剪定したり手入れができることも必要だろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年02月17日 | Permalink

展開力があるかどうかが大事だ。

展開力は、これまでやってきたことの縦、横への拡張として現れるだろう。
この展開力は、学校で成績が良かった人は、意外に苦手だと思われる。
展開力を発揮するためには、これまでやってきたことに何かが付け加わる必要があるだろう。
しかし、何かを付け加えることばかりを考えていると、足元が崩れる。
これまでにやってきた事は、きちんと整理され、いつでも利用できるようにしておくべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年02月09日 | Permalink

文書の整理

法律相談を受ける依頼者の文書の整理を見ていると、気がつくことがある。
裁判所から送られてくる文書は、パンチで穴を開けて閉じることが憚られると考えるのか、透明なビニールの袋に入れて保管しているケースがよくある。
しかしこうした保管の仕方では、その文章を見ようとするとビニールの袋から出してページをめくるしかなく、それでは読むスピードが相当に落ちてしまう。また文書にメモをしようとする時も、いちいちビニールの袋から出さなければならず、この点でも効率が落ちる。
紙の文書は、パンチ穴を開けてフォルダーで保管することが効率的であると思う。
次に、フォルダーに綴じるにしてもどのような順序で綴じるのかが問題となる。
複数の人がそのフォルダを使うのであれば、文書を綴じる体系が共有される必要がある。どのような体系で綴じるのかは、その組織の効率に影響してくる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年02月03日 | Permalink

一瞬でとらえる練習

絵を見るとき、直径3ミリの筒で見ることはない。絵は全体を一瞬で見ることができる。  
これと同様に他のものも一瞬でとらえるという練習はした方が良い。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月29日 | Permalink