ものとは一体何なのか?

時流に合わなくなった大きなものは、処分していかざるを得ない。
 低いテーブルの付いたソファーのセット
 テレビ台をつけた飾り棚
見てくれだけであったり、使いにくいものは、残すことはできない。
問題は、ご先祖様が購入した人形等の物品だ。
ご先祖様が集めたという点で、後世に残す価値があるかもしれないと思うと、段ボール箱にでも入れて保管することになる。
保管するスペースがある程度あるので、このような形で保管し、後は子孫の判断を待つことにしたいと思う。
結局、ものとは一体何なのか、考え込んでしまう。
趣味や何らかの実用で集めたものは、自分1代限りでしか利用できないのだろうか?
このような悩みが出てくるのは、ものについて、収納場所と展示場所をきちんと決めていないためだと思われる。
収納場所が維持されれば、子孫もその物を保管することができるだろう。
展示するかどうかは、それぞれの人の趣味の問題があるので、すべてを展示に回すことはできないかもしれない。しかし、自分の趣味だけでなく、ご先祖様の趣味と考えて展示してみることはあっても良いと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2023年02月13日 | Permalink