もの、説明、作者

陶磁器の展示を見に行くと、作品とその横に作者の略歴等が書かれた小さな紙があることがある。
このような展示は、これまでいろいろとなされてきたところだが、こうした「もの」と紙との関連付けをどのように行うのかは、大事なところではないかと思う。
説明の紙は小さくて、ファイルに綴じることができないこともあり、ネット上に情報を置くことは重要だと思われる。
しかし、ネット上にばらばらとある情報を組み合わせて、新しい視点をどのように見つけるかという作業になると、ものとなった紙の媒体は重要だと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年06月14日 | Permalink