現物を中心に考える。

ものだけで組み立ててみる。
利用しているソフトは、含めてもいい。
人間が生きるときは、食べるものも、着るものも、住まいも、ものである。
お金は、貯めたり、交換するときに必要であるが、お金そのもので生きることはできない。
一度、お金で評価することをやめて、ものだけで生きるための環境を考えてみると良い。

マルクスは、「商品」には2つの顔があると指摘している。1つは「使用価値」であり、もう一つが「価値」だという。(100分de名著 資本論28ページ)
しかし、言葉の付け方としては、「使用価値」が「価値」の中に含まれるような表現であり、変だろう。
「使用価値」が、効用であるのに対し、「価値」は、評価だと言える。
物事を見る場合、まず効用に着眼して組み立ててみるべきだと考える。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月19日 | Permalink