大学の授業のやり方が変わった。

40年位前は、教授が講義をし、学生はノートをとる方式だった。

現在は、教授は事前にレジュメを作成し、学生は講義中は聞くことに集中する。講義での坂書は、最後に学生が写真に撮る。つまり、学生は、講義を聞きながらノートをとることをしない。

講義を聞きながらノートをとることは、教授の講義の全体像を予想しながら、講義のポイントを整理する能力を必要とする。同列に並ぶものを区分し、論理の展開を把握することになる。

これに対して、現在の学生は、レジュメや講義での坂書を、そのまま覚える学習をすることになる。

この違いは、大きな差として出てくると思われる。

40年位前の学生は、学習事項の組立て方や論理展開について、自分で改めて整理し直す機会が出てきて、そこで柔軟な思考を鍛えることができる。

これに対して、現在の学生は、与えられた組立て方をそのまま受け入れてしまい、そこから柔軟に展開することをしなくなるのではないだろうか。教科書的な知識を振り回すことになるだろう。

こうした違いを現在の大学の人から聞くと、自分の経験がすべてではないことを改めて自覚する必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年01月10日 | Permalink