子の成長

子が自分の仕事を見つけ、精励するにつれ、親は、相手にされなくなる。子が自分の世帯をもつと、なおさらである。
小津安二郎の「東京物語」でも、尾道に住む老夫婦が東京へ旅行に来たとき、長男・長女からほったらかしにされたのも同様だろう。
子が正月に来て、また帰っていくのは正直さみしい気がする。
しかし、だからと言って、子をいつまでも自分の思いどおりにすることはできないことはわかっているし、むしろ子の成長だと思う。孫ができると変わってくるかもしれないが、それまでは、ちょっとしたエアポケットのような状態だと思う。気持ちの点で、準備が必要であると思う。


投稿者名 管理者 投稿日時 2012年01月27日 | Permalink