住居の移転

たとえば、仕事をする場所を名古屋と決めたとき、住居も名古屋に移すべきと考え、名古屋で住まいを探す。

この感覚は、普通だと思っていたが、そうでもないことに後で気がつく。
 生まれ育った場所に自宅があると、勤務地と離れていても、そこから通勤する。

しかし、戦国時代の大名、豪族は、領地の拡大に伴って城を移している。

住まいは、もっと戦略的に選ぶべきだ。
 引越しをおっくうに思ってはいけない。

震災の後、被災者に、故郷に戻りたいという気持ちを述べさせるテレビのシーンは多い。
 戻ることを応援して当然とする風潮がある。戻りたいと思うのが、人情と考えている。

しかし、どこで新しい生活をスタートさせるのが良いかという判断について、検討するテレビのシーンは少ない。

情緒的になり、判断を間違えている人が多い気がする。
もっと住居の情報を集め、主体的に考えるべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年06月21日 | Permalink