上位役職者(ランクに見合った能力があることが前提)は、ある事柄と別の事柄とを統合して、何かを判断し、作り出す。
 これに対して、下位役職者は、この統合の力が低いため、ある事柄と別の事柄とは、ばらばらのまま放置される。
 ここでは、全く別物である事柄から、大きな発明することを、取り上げようとしているのではない。もっと身近な日常の活動を取り上げようとしているにすぎない。

 統合の力の差が、どうしてもできてしまうことは、現実だと思われる。しかし、多くの人が統合の力を上げていけば、会社としては、力がある会社になるだろう。そのためには、どうしたら良いか?
 ある事柄と別の事柄とが、どのような位置関係にあるかという情報は、共有できると良いだろう。
 それが、関連する事柄であれば、少なくとも文書は同じカテゴリで綴じられているべきだろう。紙の文書は、あまり存在しない会社であれば、単に検索で、単発的に文書を探すのではなく、コンピュータ上でも体系立てて保管されている必要はあると思う。
 文書の体系的な保管がなされていれば、統合の力をあげることに結びつくだろう。


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