相続人が対等の立場で、それぞれに能力を有し、協力できるならば、それに越したことはないでしょう。そのファミリーは安泰であると言って良いと思います。
 しかし、現実は、相続人の中で、多くの点で、大差があるものです。したがって、誰かがリーダー的な立場をとり、全体をまとめていかなければならないでしょう。
 こうした場合、相続人の中で、衆目の一致するリーダーがいれば良いのですが、そうでない場合どうするかを考えておかなければなりません。
 1つの方法として、会社法の定める「会社」という制度を利用して、相続人というグループの運営を行うことがあると思います。会社制度は、1つの団体運営の方法だといえるのです。
 また、信託という制度も、会社制度と同様に利用することができると思われます。
 要は、こうした法的制度を利用して、物事の決定・実行を行うという文化を作っていくことが、大事です。


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