社員総会、決起大会、決算報告会など、企業の全社員ないし多くの社員が集まる場を見てきたが、うまくいっている企業は、チームとして人をまとめることに気を使い、それがうまく実現している。そのための手法は、社長の個性により、様々だが、信頼が基本にあることは確かであり、信頼関係ができていると思う。
 信頼関係は、当たり前のことで、いまさら何かするべきことがあるのかと感じられる方もあるだろうが、それだけに新鮮さに欠けるため、実現の方法が難しくなっているように思う。
 信頼関係については、時間をかけ、慎重に作り上げる決意が必要だ。信頼関係があれば、何か特別な出来事がなくても、企業は良くなると思う。業界のナンバーワンが赤字になる時代でも、その企業は赤字にならないことが起こる。
 信頼関係は、当たり前のことを、当たり前に実行することから生まれると思う。


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