速いか遅いかは、案件の内容と指示を出した人の感覚により違いがあるため、相対的な評価である。
 したがって、遅い人(評価された人)は、遅いと思われた人(評価した人)のことを十分に理解していないのだろうと思う。
 例えば部屋にすぐ入ってほしいと指示を出したのに時間がかかるので、もう一度部屋から出て様子を見ると、ゆっくり歩いてくるという場合がある。
 どれくらい待たせているかという感覚もなく、せめて少しでも速くしようという努力の姿もなく、評価はガタ落ちとなる。少々待たせられても、部屋から出て見たときに小走りであれば、「何か手が離せないことがあったのかな。」と考え、評価にも響かないことともなるだろう。
 遅い人は、結局、相手の心理が読めない人ということになる。


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