私は男性なので、その立場で離婚の相談を受ける。相談を受けながら、ときどき感ずるのは、相談者(女性)の男性を見る眼は、私が一人の男性として、その男性(相手方)を見る眼(見方)と少し違うということだ。
 (このことは、相談者(男性)が女性を見る眼についても、女性の立場(相談を受ける立場)からその女性を見る眼とは少し違う場合があるだろうと思う。)
 したがって、女性が男性を見る場合、男性がその男性を見る眼も参考にした方が良いと思う。
 自分が男性を見る場合、その性格を把握するのは少し時間を要するかもしれないが、その能力を判断するのは、それ程の時間を要しないと思う。この点は、別にそれほど自信をもって断言できるものではないかもしれないが、多くの男性には理解してもらえるところではないかと思う。


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