世の中には、新しい試みに対して、「まずやってみよう」という気持ちと正反対の発言をする人がいます。それも、大体は、いつもいつもです。

 リーダーとして、このような人に対しては、何をすべきでしょうか。
 リーダーの負担として大きなものは、改善のための新しい試みに対して、いつもどこかから出てくる現状維持しか考えない人の反対です。改善策を考えようともしないのに、要求だけは一人前以上です。
 リーダーは、自分の気持ちを維持する工夫をしなければなりません。
 しかし、組織(企業)の構成員は、様々な性格の人がいるのが通常ですから、思ったとおりに改善が進まないのが普通だと、まず考える必要があります。
 その上で、改善が必要な事柄であれば、思いきって進める覚悟も必要でしょう。
 リーダーは、こうした精神の葛藤の中で苦しむのですが、それを記録に残すシステム(発言の日時が自動的に記録されるシステム)があると、時間が経過してからふり返ることができ、自分の成長や組織の成長に有効でしょう。


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