裁判になったとき、紛争になる前の相手方とのメールのやりとりは、大きな意味をもつことがあります。

電話のみで、いろいろなやり取りをしていた場合と異なり、メールは、客観的な証拠としての価値があります。
コンプライアンスに関連して、社外のメンバーによる調査がなされる場合も、メールの調査は重要であると聞きます。
メールの保存は、重要な意味があると言って良いでしょう。

しかし、メールは、個人の管理に委ねられており、保存の仕方にルールが必要でしょう。
また、メールの表現は、意外にあいまいであり、誤解されたり、逆の意味に利用されたりすることもあります。

担当者のみのやり取りに任せ切りにするのではなく、第三者的なチェックが必要であると感じます。


シェアする