企業としては、これまでの蓄積の上に立って業容を拡大していくのが安全だろうが、新しい分野に進出する決断も必要だろう。隣接はしていても、これまでの蓄積で判断できない分野もあり、企業は常にリスクをとって安定を目指しているのだと思う。
 新しい分野に進出するにあたっては、新しい人を採用する必要がある場合があるだろう。新しい分野について経験をもつ人の知識が不可欠ということもある。
 問題は、新しい人をどのように掌握するかだろう。掌握ができないと、効果に結びつかないばかりか不正が発生する可能性もある。
 掌握のためには、新しい人から客観的で正確な報告が最低限必要だろう。その報告は、帳票と照らしてチェックされる必要があり、時間の経過の中で結果が評価される必要がある。


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