ある仕事を依頼されて、実施するにあたり、データを与えられ、仕事の結果として、ある報告(成果提供)をするということはよくある。
 このとき、報告で何を求められかは、先方の指定があればそれに従うしかないだろう。
 しかし、報告として何を求められるかをよく観察すると、その報告はどのような意味があるのだろうと感ずることがある。報告は、本来こうある必要があると考えられるときだ。
 これは、組織と組織の風土の違いに根ざした問題であり、正解は簡単ではないのかもしれないが、おそらく根本改善のきっかけをつかむかどうかにかかわる問題だと思う。依頼をする側とされる側とがうまくやりとりする必要がある。


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