1 最前線の状況を踏まえること。

全体を見ることが必要であり、それに越したことはない。しかし、全体を見ることは難しく、現実的には、先ず最前線の現場を知るべきである。そのためには、現場の情報を集めなければならない。

2 判断に先見性があること。

先見性とは、これからの合理性があるということである。先見性があるかどうかの判断は、選ばれた能力のある個人が行うべきである。

3 判断を徹底すること。

意思決定を公開する場合

誤解や感情的障害を乗り越えることが必要である。正しい判断をしても、それを貫かなければ結果は出ず、判断をしないのと同じことになる。正しい判断をしても、それが理解されることは少ないと考えるべきである。したがって、正しい判断を理解してもらうための工夫が必要である。ここまで頭を回さなければいけない。

意思決定を非公開とする場合

交渉のためには、 意思決定を非公開とする場合は、当然にありうる。すべてを公開することが正しいものではない。この場合、いつ公開するのか(最後まで公開しないのか)をはっきりさせ、その間、動揺しないことが必要である。


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