75歳は、要介護発生率が高くなる後期高齢者としてのスタートである。人によっては、もっと早い段階で考えなければならない。
 後期高齢者の数は、2025年まで大都市部で急増するという。
 自宅をもっている人は多いだろうが、段差による転倒事故が多いと聞くし、寒暖差による入浴中の心筋梗塞や脳出血も多いだろう。したがって、高齢となった自分にとって適当な住居を考えなければならないだろうと思う。
 特に認知症が進んだ場合、周囲の人に迷惑をかけることになる。夫婦が健在なときでも、2人共認知症に近い場合もあるので、注意が必要だと思う。
 結局、自分の頭がまだしっかりしているうちに、自分で決めた年齢がきたときに、しかるべき場所へ移るという計画を明確に立てる必要があると思う。


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