11月28日(土)から12月1日(火)にかけて,カンボジアの首都プノンペンを訪問しました。

1 VINAYA Law Office訪問
名古屋大学法学研究科の留学生だったこともあるパク・チャンリノ弁護士が新たに法律事務所を開設したため,提携関係にある当事務所の前川,春名両弁護士とともにお祝いに行ってきました。
事務所の名称は,VINAYA Law Office。主に,国際取引,銀行取引,労務,不動産関係,その他一般民事事件のほか,入国関係や家族法関係事案を取り扱っています。
VINAYAに所属する弁護士は,皆,海外留学経験(日本,フランス,アメリカ等)があり,優れた国際感覚を有しているほか,銀行等の一般企業や国連組織・裁判所等での勤務経験もあり,各弁護士の特色を生かした業務を行っています。
現在,VINAYA公式ウェブサイトを準備中ですので,完成次第,ご案内いたします。



2 プノンペン経済特別区視察
ASEAN共同体発足を間近に控え,経済発展を続けるプノンペン。日本企業も数多く進出しています。中でも日本企業に利用されているのがプノンペン経済特別区で,50近くの日本企業が同区内に工場等を建設しており,全体の約51%にあたります。
懸念されるインフラ整備に関しても改善が進められており,また,投資にかかる各種申請や通関手続も特区内で完了できる等支援体制も整っているという点では,カンボジア進出企業の大きな助けになっていると思われます。

3 不動産開発
プノンペン市内では,現在,外資のディベロッパーによる大掛かりな不動産開発が各所で行われています。車で市内を走っていると,とにかく工事現場の多さに驚きます。高級マンション,オフィスビル等への投資が盛んに行われていますが,カンボジアでは,外国人が単独で買うことのできる不動産は建物の2階以上の部分に限られており,土地や建物一棟全体を所有するためには,その方法をよく検討する必要があります。
当事務所及びVINAYAでは,不動産取引に関する相談も受け付けています。


はじめに


当事務所では,カンボジア,プノンペンにある"VINAYA Law Office"と連携して業務を行っております。
2015年末に発足するASEAN共同体の一員となるカンボジアは,ASEAN経済圏の生産立地として,また新興消費国として注目を集めています。
海外進出先,不動産投資先として検討されている企業・個人投資家の皆様に,的確なリーガルアドバイスを行って参ります。


連携先事務所


VINAYA Law Office
代表弁護士: Pak Chanlino氏(カンボジア王国弁護士)
所在地: No. 233 D, Street 271, Toul Tum Poung II, 12311, Chamcarmorn, Phnom Penh, Cambodia
電話: +855 (0) 23 633 5678
ウェブサイト:http://www.vinayalaw.com