離婚の相談を受けていると、精神的に追い込まれている相談者の方もみえる。そうならないのが良いとは思うが、状況は、人それぞれなので、そうなった場合にどうするかも考えておいた方が良いだろう。
 基本は、精神的に負担となる選択はしないということだと思う。わがままと言われようが、気持ちが楽な方を選ぶということだ。
 弁護士としては、「この場合、こうした方が良い。」という原則的な考え方を持っている。相談者にもこうした話をするけれども、精神的に負担となるということであれば、無理に自分に強いる必要はないと考えている。
 交渉は長引く場合もあり、その場合、落ち着いて生活できることは、何より優先するべきだと思う。


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