資産管理会社の持株比率(マネジメント)

 管理能力のある者が、会社を運営できるだけの持株をもつ必要がある。

1 持株比率が、過半数か3分の2以上かは、兄弟仲なども含め、検討するべきだと考える。管理能力のある者が安定して会社を運営するためには、3分の2以上の持株があった方が良いかもしれないが、兄弟間の平等感も無視しにくいこともある。
 ただし、平等感を優先するあまり、例えば2人兄弟の場合、50%ずつ持株をもつことは避けるべきである。

2 管理能力のある者には、過半数の株をもたせるべきであろう。
 その代わりに、過半数の株をもつ者には、資産管理会社を自己中心に運営してはならないことを、よく理解させる必要がある。

3 3人以上の株主がいる場合、そのうちの何人かが組めば過半数の持株となるように配分することはありうると思う。ただし、組む人間の数は、できるだけ少ないに越したことはない。また、組む人間は、それぞれに道理のわかる者に限定する必要があるだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2010年01月28日 | Permalink