龍の子
昔の人が、龍からは龍が生まれなかったとしている点は興味深い。
龍は、生まれながらに龍であったのではなく、龍へと成長したのである。
龍の子9匹はいずれも龍になれなかったのであり、龍となることは容易なことではないとわかる。
しかし、龍の子の第一子である贔屓(ひいき・ひき)は、重きを背負うことを好むとされ、重いものを背負って維持するといけないう性格となっている。龍にはなれなかったものの、自分自身のできることを成し遂げたといえるだろう。
龍から龍は常に生まれるものではないこと、龍になれなかったとしてもその個性に合った役割はあることなど興味深い。