出身地に留まる者と出ていく者

世の中を見ていると、出身地に留まる者と出ていく者とがある。
名古屋で仕事をする以上、名古屋に住むのが当然と考える人もあれば、そうでない人もある。住むにあたっては、家を借りる人もあれば、購入する人もある。

戦国時代も、地に留まる武士(豪族)と、全国制覇を目指して居城を次々に変えていく武士(大名)とが、いた。
どちらの生き方が合理的かは、その立場によるので、一概には言えない。
しかし、出身地に留まろうとする気持ちが大きな影響を持つとは思う。

「出身地に留まろうとする気持ち」を超えていくものは、自分の人生をどのように組み立てるかという計画の問題であり、簡単に言えば、目標設定の問題だと思う。
目標設定がないと、多くの人は、とりあえず日常生活が送れればいいと考えてしまうものだ。日常生活を超える部分を作り上げることを考える必要があると思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2016年03月18日 | Permalink