子孫は、自分がしてきたと同じように競争していけるだろうか?

 リスクをとったり、努力によって、大きな成果を上げた人と、その子とは、同じということは少ないのではないかと思う。そもそも育ち方、育てられ方が違う。
 また、大きな成果を上げた人は、部下など仕事上の関係者に対しては、客観的にふるまえても、自分の子となると、そうではないことがある。自分の子は、自分と同じにできるはずと考えたり、自分と同じようにする義務があると考えたりする。
 このため、親子関係が、ギクシャクする。
 親の立場から考えると、どこかの時点で、あるがままを受け入れる必要がある。
 子の立場から考えると、親に対して、あるがままを受け入れてもらう必要がある。
 こうした努力は、意識して行うべきだろうし、必要だと思う。その中で、それぞれの進み方を決めていく必要がある。あきらめとしてではなく、新しい可能性を探るべきだ。


投稿者名 管理者 投稿日時 2014年10月28日 | Permalink