子は親の言うことは聞かないものだ。

 子が親の言うことを聞かないならば、聞くように断固とした方法をとるべきだと考える人もいるかもしれないが、私なりに見たところ、あまりうまくいかない。
 よく、子供の勉強を親が見て教えるということがある。我が家では、これはうまくいかず、第三者に任せるしかなかった。その方が親子関係は良かった。
 逆に「うちでは、子は親の言うことをよく聞きますよ。」と言う人もいるかもしれないが、なぜ言うことを聞くのか、注意してよく観察するべきだと思う。

 自分自身、親のやり方を批判的に見て、自分のやり方で今日に至っていると感じているので、子も自分と同様に進んでいっても不思議はないと思う。
 したがって、子は親の言うことは聞かないという前提で、親はいろいろ考える必要がある。親のねらい通りに子がなれば、それは親がうまいということだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2010年09月16日 | Permalink