C7 許し

 吉田松陰は、海外渡航に失敗し、獄中の身となったが、安政2年釈放され、旧宅で謹慎したという。
 なぜ釈放されたのか、その事情には、私は詳しくない。
 吉田松陰のその後の業績を考えると、許されたことは、歴史的に大きな意味があったといえる。
 現代の世相は、責任追及のために攻撃するばかりで、許しという面が報じられることは少なくなってしまったと思う。許しを期待しにくい時代として生きていくしかないと思うが、許しについては、良く考察される必要があると思われる。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月30日 | Permalink