したたかに、楽しんで生きる。
したたかに生きるためには、経済力があった方が良い。
大した経済力もないのに、偉そうな発言をする人は、少なくないが、自分の経済力を、秘かに感ずればよい。
しかし、楽しんで生きることも必要だ。
楽しむためには、経済力もある程度必要だが、真に必要なのは、現状を察知して、組み立てる頭だろう。
したたかに生きるためには、経済力があった方が良い。
大した経済力もないのに、偉そうな発言をする人は、少なくないが、自分の経済力を、秘かに感ずればよい。
しかし、楽しんで生きることも必要だ。
楽しむためには、経済力もある程度必要だが、真に必要なのは、現状を察知して、組み立てる頭だろう。
株式・不動産を買うにあたって、これから数年は価格の下降が予測されるのであれば、十分に待つことが必要となる。
しかし、これがなかなか難しい。
待つ間に行うことが、何か必要だ。
趣味があれば、それに没頭するのも良い。
スポーツ、温泉、旅行
しかし、仕事中心で趣味もないということであれば、工夫が必要だ。
勉強という手もあるかもしれない。
何か新しいことに気づき、それを深めるのが良い。
何事も効率的に行うことを常に考えていると、新しいことに気づきにくい。
「効率」を何らかの方法で、はずすことを考えたい。
文化を地域ごとにまとめた本は、役に立つ。
温泉、庭園、陶磁器、漆器、美術館、美術家集など
お遍路も同じ狙いがある。
行った先をチェックすることで、体験の全体観を持つことができる。
関心があることを、ただやみくもに経験しても、その全体観を持たなければ、自信をもって深めることができないと思う。
もちろん、最初は、1つずつ経験していくことになるだろうが、それを記録として蓄積しておくと、探すために、どこかで分類する必要が出てくる。
この蓄積が、全体観につながるだろう。
高価なものは、それだけの価値があるから高価なときもあるが、理由もなく高価な場合もある。
しかも、自分の生活から見れば、すべてが必要ということもない。
自分の価値観からの選択が必要だ。
長々と書かれた文章の世界は、時間をかけて楽しんでもいいとは思うが、内向きな生き方だ。
新聞は、紙で見る時代ではないのかもしれない。
電子版がある。
検索は、電子版を利用することになる。
しかし、切り取った記事を集め、どこかの時点で自分なりのカテゴリを設定して、分類することも意味があると考えている。
カテゴリは、適宜見直し、分類も変えていく。
この方法は、無体物を物として扱うことに結び付く。
ものとして扱うことで、1枚の絵の中の、絵の具の一筆のタッチのようになる。
記事を集めたファイルをながめる(読み返すよりも作業時間は短い)ことで、新しい気づきが生まれる。
初めて不動産を取得する場合、多くは自宅として利用することを考えてだろう。
私もそうだった。どうしてもマイホーム志向がある。
しかし、自宅を取得してから、収益物件を取得してみると、振り返って、自宅と収益物件の順序を考え始める。
自宅の形は、そもそも、年齢とともに変化する。
親と一緒に生活しているとき、独り身のとき、結婚しているとき、子供が家にいるとき、子供が独立するとき、老夫婦になったとき、独り身の老人となったときなど。
自宅は、自分の仕事との関係でも、変化する。
生まれ育った故郷がいいという人もいるだろうが、自分の仕事との関係で、住まいは移転していくべきだろう。
収益物件があれば、気に入らない仕事をする必要はなくなることに気が付く。
収益物件は、次の収益物件を取得することを容易にする。
自宅は、自分たちで使わなくなったときは、人に貸すことができるものにするといい。
そのためには、規模、間取り、デザインなどを特殊なものにせず、適切な賃料で借りてもらいやすいものとする必要がある。
コンクリートの中の住まいからコンクリートの中の仕事場まで往復し、その時間を最短にすることだけを考える生き方ではなく、豊かな自然や、物語のある物・環境を、どのように作るかを考える生き方をした方が、豊かだと思う。
歳をとって気がつくことは、読んだ内容が記憶として定着することが、難しくなったと感ずることだ。
特にカタカナの言葉がそうだ。
歳をとって根気もなくなってきた。
本を連続して読むことが、苦痛になってきた。
当然、飛ばし読みになる。
この結果として、本の大きな構成は理解するが、個々の内容は、どこらあたりに書かれていたか探せればいいとなってきた。
もちろん、その本に書かれたことを実行するためには、内容についても理解していなければならないが、その内容はシンプルな形で、言葉として話せる程度に圧縮する。
本の内容を要約するというような、緻密で正確な形にはこだわらない。
読書は、大きく分けると2つのタイプがある。
1 世の中の事実について、そのとらえ方を解くもの
2 物語を展開して、1つの世界を提示するもの
1が、文系・理系の論述本
2が、小説などの文芸本
1の本は、最近では、長すぎると感じている。
2の本は、時間つぶしのような気がして、あまり読んでいなかったが、1つの世界を感じたとき、時間はかかったが、良い経験だとは思うようになった。
自分の行動を変えるためには、この2つのタイプの本に取り組む必要があると考えている。