一般的に、結婚した女性の場合、実家の両親、夫の両親、夫、そして自分自身と、多ければ6回も相続に関わることになります。それも、娘、嫁、妻、母という異なる立場でです。

「自分自身の相続」というのは、もちろん「相続される側」としての相続です。自分の死後、親族間で無用の争いを避けるため、ある程度の年齢に達したら遺言の準備や財産の整理が必要となってきます。

相続は愛する方との決別であり、しばらくは悲しみと不安で放心状態になります。
また、兄弟や親族と喧嘩別れしてしまうこともあります。
しかし、女性にとって相続は、夫や親からの自立、独立を促すものであり、しかもそれなりの財産を受け取ることでもあります。
介護や責任を果たし、自分自身の生活を再スタートさせるチャンスと言えるでしょう。
私たちは、法律の専門家という立場から、これからの人生の基盤を作る方の手助けをしたいと考えております。


シェアする