離婚事件は、人生に大きな影響があるのに、これまで十分に専門化されてこなかった分野です。
セントラル法律事務所では、離婚問題について、片手間扱いをせず、専任の部門を設置して正面から対応しています。
 離婚を考えるとき、それは何かのきっかけがあります。暴力とか不貞行為とか、はっきりしたきっかけのこともありますし、日常の不満が積み重なった中で、ちょっとしたきっかけで離婚を考えることもあります。
 しかし、離婚は、身分上の大きな変化ですから、きっかけとなったことだけでなく、多くの面からその是非を考えなければなりません。
 弁護士としてのこれまでの経験は、こんなときにお役に立つと思います。
 離婚は、大部分の人にとって、人生で初めての体験です。
 初めての体験なので、どうしていいかわからないのが普通なのです。

○経営者の離婚
 経営に携わる方の離婚問題は、別の様相を示すことがあります。
 経営者やそれに準ずる人は、普段でも仕事上多くの課題をかかえており、時間がなかなかとれません。
 家庭(プライベート)の問題により、仕事に影響が出てはいけないと、誰しも思うのですが、どうしても影響は出てしまいます。
 離婚についてどのように考えるかを明確にし、腰をすえて対応できる体制をつくらなければなりません。

○「自分に責任はないのに、なんでお金を相手に渡さなきゃいけないんだ!」
 そう、納得できないことは多いですよね。
 でも、こんなときはどのように考えたら良いのでしょう。単にあきらめるということではなく、進むべき道を見つけましょう。

○「裁判所は、正義に反する結論を出してはいないのでしょうか?」
 裁判所は現状維持の結論を出すことが多いと思います(裁判官の方は、別の意見かもしれませんが)。
 その結果として著しく正義に反すると思うことはあります。
 しかし、裁判所が現実にどのように判断し、動いているかということを、ありのままに受け止めることは必要なのです。

○「精神疾患のある相手方ですが、どうでしょうか?」
 これまでの経験から言いますと、解決まで時間がかかります。
 しかし、解決はできますし、解決に向けた道を探し、その道を最後まで歩き抜かなければなりません。


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