ドメスティック・バイオレンス(DV)とは、夫や恋人など、親密な間柄にある、またはあった男性から女性に対してふるわれる暴力のことをいいます。
また、近年、女性からのDVも社会的な問題となってきています。

これは、「よくある夫婦げんか」では片付けられない、大変身近な問題です。
暴力の形態としては、身体的なものから精神的なものまで多種多様に存在します。どんな暴力であれ、尊厳が踏みにじられ、外からは発見しにくいという、とても深刻な人権侵害なのです。
また、暴力は、繰り返され、だんだんエスカレートする傾向にあります。
DVの被害の深刻化を防ぐためには、早期の対応が必要です。

このような状況下で離婚を希望する方も少なくありません。
DVは、婚姻を継続しがたい重要な事由として、裁判離婚の離婚原因に含まれるため、離婚することは可能です。
しかし、離婚手続を進めると、相手からの暴力がより激しくなることもあります。そのため、専門家の助けをかりながら、離婚手続を進めていくことをお勧めします。


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