本は、厚すぎるのではないか?

自分が読んできた本が棚に並んでいるが、その背表紙を眺めながら考えていると、いろいろなものが頭を横切るものだ。

読んだ本の背表紙を見れば、その本の印象は思い起こすことができる。
しかし、細かいところは、あらかた忘れてしまっていることも多い。

それぞれの本で学んだことが、手短に語ることができれば、それで十分なのかもしれないが、語ることができる内容は本当に短いものだ。
語る内容よりも、その本をきっかけとして自分で行ったことの方が重要だろう。

本は、ある程度の量がないと、自分での行動に移せないのだろうか?そんなことはないだろう。
むしろ量が多すぎると、自分での行動に移せないだろう。
 本を読むこと自体を楽しむのであれば、本の分量が多い方が、楽しめる時間も多いのかもしれない。私の読み方とは異なるが。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年07月17日 | Permalink