自分が持つものの体系

ハードからソフトまで、自分が持つものをいつでも取り出せるように、整理し、体系化しておく。
そのためには、不定期で良いから、時間があるときに、自分が持つもののすべてについて、その題目に眼を通し、整理・体系化をやり直してみることだ。
自分が持つものの保管場所を、どこかに集約することも考えるべきだろう。

その上で、何かに対峙するとき、自分の全体を総動員して対応する。

これが私の考える統合された自分のイメージだ。

整理・体系化されたものの内容は、理解し、記憶されているに越したことはないが、糸口をつかんでおいて、何か感じたときに、資料から引き出せればよい。

自分が持つものは、通読しても良いし、関係個所だけを拾い読みしても良い。
大事なことは、対峙するものも含めて、自分が持つもの同士が響きあって、さらに統合させていくことだ。

自分が持つものの全体をイメージできれば、個々のものについて、どれだけ時間をかけられるかもある程度判断できる。時間を浪費できなくなるだろう。個々のものについて、一言で説明することも考えるべきだろう。
ただし、時間をかけられないことから、個々のものについての取組みが、息の短いものになってしまうことは注意する必要がある。じっくり取り組む場合も考えるべきだ。

自分が持つものを必要最小限に抑えるミニマリストの考え方は、すべてを自分の中に記憶できれば良いが、それは困難であるから、何かに対峙するとき、出たとこ勝負になってしまうのではないかと思われる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2016年11月28日 | Permalink